物が捨てられない原因
部屋が散らかっているから
捨てなきゃ・・・
だけど

捨てられない!
捨てたいのに、もったいなくて捨てられない。
何を捨てたらよいのかがわからない。
全て必要な気がする。

そう思う人も多いと思います。
実は、物が捨てられないことにはある原因があるのです。
この原因が分かれば、
捨てたいのに捨てられない、
という状態はすぐに解決するのですが、
これを知らずに悩んでいる人も多いです。
そこで今回は
『物が捨てられない原因』ということについて解説していきます。
今回の動画を見ることで
💎物が捨てられない原因
💎捨てた方がよい物の捨て方
についてわかりますので、ぜひ読んでみてくださいね!
片付けのコツは・・・
まず、片付けのコツは
必要のないものを捨てること
です。
片付かない部屋は、
間違いなく
もれなく
物が多いです!

収納に入りきらず溢れている。
どこになにがあるかわからない。
挙句、持っていることを忘れていたりする!
そんな状況は、物を所有している意味はありません!
決してよいとは言えませんよね。
ですが、物を捨てることが大切ではあるのですが
同時に、
片付けで最大の難関は捨てること、なのです。
捨てる時に罪悪感を感じてしまったり
もったいないと思ってしまうことで
捨てられない。

ですが、そのままでは何も進みません!
その状況を打破するには、
捨てられない原因を知り、
その対策を立てることが必要です。

じゃあ、物が捨てられない原因って?
という疑問が湧きますよね?
ですから、今回は
『物が捨てられない根本的な原因』を3個紹介します!
物が捨てられない原因1
プロスペクト理論 損失回避
プロスペクト理論とは、
簡単に言えば
得をしたい!以上に、損をしたくない!
という、強ーーーーい本能が働いていることです。
利益より、損失を2倍以上も大きく感じ、
この損を避けようとする人間の思考の習性を
「損失回避性」と呼びます。

1.000円を得る満足より、
1.000円を失う苦痛の方が、
2倍も大きく感じる、ということです。
恋愛で言えば、付き合った時の喜びより、
別れた時の悲しみの方が
2倍以上大きい、ということですね。
片付けの場合は

もったいない
と思ってしまうことで、もう本当によくありますよね。
買ったものの、一度しか着ていない。
クローゼットの奥底にある洋服などに対して、
捨てる=損
というような気持ちになり
いつか使うかも?
と思うと
捨てないほうが得
と感じてしまうのです。
結果、捨てずに持ち続けてしまうのです。
こうなると、物は一向に減りません。

ですので、この損失回避の対策としては
「捨てたら損」を「捨てなきゃ損」
に意識を改革することです。
物が捨てられないとどうなりますか?
→まず、物があふれ、整理しきれない
→整理できないと、探しても見つからず、
同じものを何度も買うことになりますよね。

つまり捨てない損です。
また、使っていないものを置いておく、スペースの損
探す時間が増える時間的な損
片付かない、という時に抱える負の感情という気持ちの損
物が増えると、ホコリもたまるし、健康面にも損
この先ずっと、
損しっぱなしでいいですか?
心に問いかけてみてくださいね。
物が捨てられない原因2
保有効果。
1970年代初頭に、経済学者のリチャード・H・セイラーによって提唱されました。
別名が
授かり効果。
自分が所有するものに高い価値を感じ
手放したくないと感じる傾向があることです。
捨ててもいいようなものでも
一度自分が手に入れたものは、
高く評価してしまうのです。

有名な実験があって
学生グループを
「売り手グループ」と「買い手グループ」の2つに分け
売り手グループに、通常6ドルで、販売されている
マグカップを1人1つずつプレゼントします。

その後、売り手グループに
「いくらならそのマグカップを売るか」
と聞く。
一方、買い手グループに
「いくらならそのマグカップを買うか」
と聞く。
その結果を平均すると、
売り手グループがつけた値段は7.12ドル
通常価格の6ドルより高いのですね💦
そして買い手グループがつけた値段は、2.87ドル
なんと
マグカップを所有していた、
売り手グループがつけた値段の方が
買い手グループよりも2倍以上高い結果となったのです。

中古でしょ!
高すぎるーーー
マグカップが一度自分のものになっただけで
手に入れていない状態と比べると
感じる価値は2倍以上高くなったのです!
これは例えば
自分が愛用していたバッグを、リサイクルショップへ持って行ったら
思いの外安かった・・・
とがっかりしたことはありませんか?
また、思い出の品。
時間が経って古くなったので、処分しようと思っても、
なかなか手放すことはできない・・・・
こういった気持ちになることです。

この保有効果の対策としては
手放す基準を明確に設定しておくことです!
服なら、1年で一度も着ていなけば処分
本なら、1冊買ったら1冊処分する
1年使っていないものは、なんであっても処分する!
(1年とか、期間は、自分で決めることが大切💡)
こうやって設定しないと、愛着が勝ってしまい
「まだ処分しなくていいか…」
という結論に至り、結果、ものは減りません。
そんな時に、ぜひ実行して欲しいのが
「誰かが買ってくれるなら売る?」

誰かが買ってくれるなら売る、
であれば、処分すべきです。
お金に替えられない ものだけを残しましょう!
物が捨てられない原因3
現状維持バイアス
人間は、「現状維持」を好む心理傾向があります。
そのため、非合理的な判断をしてしまうことです。

そのため、いくら意識で変わろう!と考えても
感情が追いついてこず
なんと
自分自身に邪魔をされるのです!!
これは、片付けに限らず
人生のありとあらゆるところで起こっています。
例えば
小さなことから言えば
いつも同じ道を通ることや
いつも同じお店へ行くことも
現状維持バイアスに含まれます。
ブラック企業で働いていて
「転職したほうがいい」
とは思うのに、なかなか最初の一歩が踏み出せない。
今より良い環境で働ける、
などの「得」があるとわかっているのに
職場になじめるか不安
転職活動が面倒

と考えてしまい、
現時点と同じブラック企業で働き続けてしまったりするのです。
このように、選択肢にメリットとデメリットが共に存在するとき
リスクや失敗を恐れて、非合理的な選択をすることを
現状維持バイアスといいます。
行動したいのに行動できない
捨てたいのに、捨てられない
この解決策は、3stepです。
まず最初のステップは、
「物が捨てられないのは、現状維持バイアスにかかっているな」
と気づくことです。

状維持バイアスに気づかないと、判断ができなくなります
気付いたら、メリットとデメリットを書き出して客観視する。
これは「プロスコンス表」を作るというのですが
頭の中の思考をシンプルに整理する効果があり
冷静に文字に起こすことで見えてくるものがあるはずです。

そして、物を捨てることで
現状が悪化しないことを理解しましょう!
というより物を捨てないという
現状維持は、時間軸から見れば維持ではなく衰退です
捨てられない時に、考えるべきことは・・・
大切なのは、
物を捨てて、自分の未来をどうしたいのか?
を考えること、なのです。
物を捨てることによって、部屋がきれいになる。

そんな
きれいな部屋に住む自分自身がどんな未来を得たいのか?
それを考えることは、とても大切です。
人が行動できないとき
その理由のひとつは
行動する理由がないこと、です。
そりゃそうです。
私達は、楽しいことなら、進んでやります。
ゲームをやったり、
スマホをみたり。
旅行に行ったり、
映画を観たり。

そういったことって、
どうしてやるのか?
って言ったら、楽しいから
ですよね。
楽しいことは、やりたくなるのです。
ですが
何もいいことがないのに、片付けみたいに
一見大変そうなことを、進んでやるなんてことは
そうそうありませんよね。
むしろ、捨てるなんて
苦痛でしかありません。
だから
やる理由が必要なのです。
それが
物を捨てた先に
どんな未来があるのか?
すっきりとした部屋で
何をしているのか?
どんな人といるのか?
どんな表情で、何を考えているのか?
何を感じているのか?

最も大切なこと。
それは
物を捨てる前に、理想の未来を描くこと。
あなたは
どんな未来を手に入れたいですか?
その未来にいるあなたは、
どんな部屋に住んでいるのでしょうか。
描いている、幸せな未来へと進みましょう!
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