衝動買い|無駄な買い物・余計な買い物をしない方法

夜中にネットショップを見て

つい、洋服や雑貨を買ってしまった。

そして買ってから、

何で買ってしまったのだろう・・・

と、後悔・・・

そんな経験はありませんか?

あるいは、

あー疲れたし、お腹も減ったぁ!

と帰り道のコンビニで、ジャンクフードを買ってしまう。

そして食べた後、罪悪感・・・

ありますよね💦

私も過去、

仕事帰りにコンビニは、毎日のように寄っていたし

物欲もすごくて、

特に洋服。

洋服のことが頭から離れなかったりしたこともありました。

ですのでクローゼットには服がぱんぱん!

コンビニのジャンクフードは体に悪いし

物を買えば、

増えて、部屋も散らかります。

これってつまり

お金を払って、

罪悪感やストレスを買っているようなものです。

これは損でしかありません!

そんな買い物には、実は

心と、脳の働きが関係しています。

ですので、心や脳の働きを知ることで

買い物の方法を変えることができるのですが

これを知らずに、悩み続けている人も多いです。

とうことで、今回は

無駄な買い物をしない方法

ということについて解説していきます。

今回の記事を読むと・・・

・無駄な買い物を防げる!

・心身ともに、健康で充実した毎日を送ることもできる!

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

衝動買いの原因は・・・

さて、まず最初に

脳は簡単に騙される!

という話です。

脳が騙される?どういうこと?

これは例えば、

切らしていた、お味噌だけを買いに行ったつもりだったのに、

ついでにお菓子を買ってしまう。

デパートでなんとなく服を見ていたら、

店員さんに、

「似合いますよ~」

なんて言われて、

買うつもりのなかった洋服を買ってしまった。

ありますよね、こういったことです。

買う予定はなかったのですよね、

これは脳が騙されて購入しているのです。

ちなみに、このように

スーパーでの買い物から、ブランド品まで

予定していなかったのに、買ってしまった。

これを衝動買いと言います。

そして、衝動買いをする、

と回答した人は約80%にも上るそうです。

これほど、よくあることなのですね。

この衝動買いの原因は、脳にあります。

脳は重量は、

1400g程度しかないにも関わらず

人が一日に使うエネルギーの

約20%を使います。

脳は、人体で最もエネルギーを必要としている、

燃費の悪い臓器なんですね。

ですので、脳は省エネです。

なるべくエネルギーを使いたくないのです。

物を買う時、

いちいちじっくり考えていたら疲れてしまうので、

反射や直感で判断したりします。

だから、

割引、タイムセール、人気商品

と書いてあると、

つい買ってしまうようにできているのです。

そうして購入してしまうのですが、

それは、

今買わないと損する

今すぐ必要だ

とか、

脳が誘導されているだけで、

本当は必要でなかったりするのですね。

つまり、脳が騙されて購入しているのです。

ちなみに買った後、本当は必要ないのに、

これ欲しかったんだよねー

などと、自分に言い聞かせたりしたこと、ありませんか。

そうそう、こんな色のニット、

あるといいなって前から思ってたんだよねー

これは

後知恵バイアス

といって、単なる脳の思い込みです。

本当は必要でないんですよね・・・

そして、そんな衝動買いを、

促す状況が主に2つあります。

1:落ち込んでいる時やストレスが溜まっている時

ストレスが溜まったり落ち込んでいる時、

物を買ってしまう。

ありますよね。

心理学者の

イアン・ジマーマン博士は

衝動買いをしてしまう一番の原因はストレス

と分析しています。

一説には、

日頃の生活の中で、ストレスを溜めてしまう人ほど

衝動買いをしやすいそうです。

あーなんか身に覚えが…

これは心理学で防衛規制、

と呼ばれるものの一つなのですが

人は、

ネガティブな感情を、物で埋めようとするものです。

そして、欲しいと思ったものを買う時は、

脳内からドーパミンが放出されています。

ドーパミン、それは神経伝達物質のひとつで、

幸せホルモンと呼ばれるものです。

ドーパミンが放出されると、

快楽や喜びを感じることができるので

買い物をするとワクワクする、興奮する、

というのが、科学的に証明されているのです。

2:気分が高揚している時

一つ目とは真逆なのですが、

気分が高揚している時、テンションが高い時にも

人は衝動買いをします。

これは、気分一致効果、と呼ぶのですが

そのときに感じている気分と一致する行動をとるのですね。

気分のいい時は、お財布の紐が緩むのです。

ありますよね。

気分がいいから、

おいしいもの買っちゃお~

スポーツ観戦をしている時など、

気分が高揚している時には

ついついお酒が進んだりしませんか?

アメリカの場合だと、

スーパーボール放送時間帯のテレビCMは

すごく商品が売れるそうなんですね。

アメフトを観戦していて、気分が高揚しているので、

その間のCMで紹介された商品が

とてもよく見えちゃうんですね。

ですので、アメフト放送のCMは

放映料がものすごく高いそうです!

このように、脳は簡単に騙されて

必要のないものを購入してしまっています。

ではそんな脳の習性にどう立ち向かうか?

まず大切なのは、

人間は衝動買いをする脳の癖がある、と知ることです。

買い物は意外と無意識です。

ですので、先ほどお話した通り、

本能的に買っているんだな

と意識することがスタートです。

本能的に買っているってわかった!

だけど具体的に、どうすれば衝動買いをしなくなるの?

という疑問が湧きますよね?

とうことで

衝動買いを防ぐ方法を3つ紹介します。

衝動買いを防ぐ方法1

すぐに買わない。

欲しい!

そんな衝動的な物欲が生まれたら

最低一晩、

できれば3日間考えて、それでも欲しいと思ったら購入する。

これはなぜかというと

先程、買い物をする時、ドーパミンが放出されるという話をしましたよね。

これは、厳密に言うと、

ドーパミンが放出されるのは、

実際買った後ではなくて、

買う前、買おうとしている正にその瞬間、に放出されます。

買おうとしている時って、わくわくしますよね。

おいしそう~♩

だったり、

服だったら、

その服を着て、出かけるところを想像したりして

嬉しくなったりしますよね。

これがまさに、ドーパミンが放出されている瞬間です。

ドーパミンがドバドバ出ています!

ですが実は、なんと

買った瞬間、

このドーパミンは消え去ってしまうものなのです。

ドーパミンの効果は、

長くて15分

とも言われていて、一瞬のことなんです。

買った後すぐに、

何で買ったんだろう・・・そう思った経験はありませんか?

これはドーパミンの仕業です。

ですので、

すぐ買わない!

ネットショッピングだったら、カートに入れて、

すぐに買わない。

一晩は寝かしてください。

実店舗だったら、一度売り場を離れる。

まぁちょっとコーヒーでも飲んでください。

そうすると、意外と冷静になって、

ま、いらないかな・・・

そう思うことができるものです。

ちなみに、ネットショッピングでは、

カートに入れるだけでも、ドーパミンは放出されているそうです。

そして実際に、この方法で

衝動買いや、浪費を抑えることができるようになったという研究結果も出ています。

ですので、

欲しいと思ってもすぐに買わない。

これはぜひ、実践してくださいね。

衝動買いを防ぐ方法2

睡眠不足、疲れている時、お腹の減っている時は買わない。

これは、実感している人も多いと思います。

疲れた帰り道、コンビニへ行ったら、

夜食だけでなく、スナック菓子やスイーツなど

つい買ってしまう、

ありますよね。

お腹が減っている時にスーパーに行けば

すぐ食べられて、カロリーの高いものを

本能のまま、色々買ってしまう、

あるあるです💦

疲れている時や、お腹が減っている時は

当然ですが、脳の行動抑制が効かなくなります。

ミネソタ大学の研究によると、

空腹状態の時は、そうでない時と比べて

多くのものを求め、購入することがわかっています。

空腹の買い物客は、空腹でない人に比べて

多額の買い物をする傾向が見られていて

なんと、最高で64%も多くのお金を使っているそうなんです!

64%ですよ!

結構すごいですよね!

なんでも人は、空腹になると獲得モードに入って

空腹を満たしたいという欲求が、

物を手に入れる行動を活性化させてしまうのです。

そして空腹の時、勢いで色々食べる物を買うのはわかりますが

これは実は食べ物だけでなくて、

食べ物以外の

物、雑貨や洋服などにも働いて、衝動買いをしてしまうんですね。

確かに私も過去、デパートで洋服を買っていたのは

疲れてお腹も減っていた仕事帰りでした。

また、

睡眠不足な人ほど無駄づかいが多くなる!

という研究結果もあるのです。

特に夜中は、昼間に比べて判断力が低下してしまうものです。

テレビ通販やネットショッピングは、

深夜0~2時ごろが一番売れる時間帯といわれているそうです。

夜中にネットショップで、ぽちっとしたこと、ありませんか

買い物は、日中の元気な時に済ませるのがベストです。

スーパーへ行くのが仕事帰りなどになる時は、

空腹を避けて、お腹に何か入れてから買い物をする。

また、計画的にネットスーパーを活用するのも一つです。

衝動買いを防ぐ方法3

朝ウォーキングする習慣を取り入れる。

え、散歩?

衝動買いと散歩って何か関係ある?

そう思いますよね。

ですが、これは根本的にかなり有効です!

一番のおすすめです。

今までの2つの方法は、どちらかというとテクニックですが

散歩は、根本的に変わる方法とも言えます。

なぜかというと、

ウォーキングは、過剰なドーパミンを抑制できるからです。

先程から何度か出てきている、

買い物をするときに分泌されるドーパミン

このドーパミンは、

喜びや快楽、意欲をもたらす働きがある。大切なホルモンです。

ですが一方で

脳内麻薬、とも言われます。

つまり、慣れ、が生じてしまうのです。

例えば買い物をして、

テンションが上がって満足感を得られますよね。

そうすると、

また買い物したい、もっと欲しい!

となってしまうんですね。

これが、人によってはひどくなる場合もあって、

そうなると依存症です。

買い物依存性やアルコール依存性、ギャンブル依存性も、

ドーパミンの暴走が原因です。

対して同じく幸せホルモンのひとつに、

セロトニンがあります。

ドーパミンが神経を興奮させるのとは反対に、

セロトニンは

人に安心感を与えたり、

気持ちをリラックスさせる効果のあるホルモンです。

特にストレスに対して、効果抜群の脳内物質なんですよ。

精神安定剤と、似た構造をしているそうです、笑

セロトニンは、

ドーパミンが過剰になって暴走しないように、

調節する作用がある

という研究結果がでています。

ですので、衝動買いに有効です。

そして衝動買いだけでなく、

快眠を得られますし、

幸福感や自己肯定感も高まります。

更にアンチエイジング効果や直感力を高める効果もあるんです。

セロトニン、最高です!

さて、そのセロトニンの分泌のさせ方です。

セロトニンに必要なのは3つ。

1つめ、まず元となるのは栄養です。

セロトニンを合成するのに必要な栄養

それが、トリプトファン、という必須アミノ酸と、

ビタミンB6です。


トリプトファンやビタミンB6を多く含む食べ物には、

バナナや大豆製品、卵、海藻類、カツオやマグロなどの赤身魚、

レバーや赤身肉、牛乳やチーズなど乳製品などがあります。

バランスよく、そして積極的に摂っていきたいですね。

そしてセロトニン分泌に必要なもの2つめは、

日光です。

特に朝日が不可欠です。

朝起きたらカーテンを開けて、しっかり日差しを浴びて脳を起こしましょう。

冬以外なら、曇りや雨の日も有効です。

目の網膜に光が入ればOKなので

部屋の中でも、日の当たっている窓辺でも効果ありです。

運動ができない場合は、

朝日を浴びるだけでもセロトニンは分泌されますので、

しっかり朝日、浴びましょう!

ちなみに、

照明の灯りでは足りないので必ず太陽です。

セロトニン神経の活性化には、

2500~3000ルクスほどの強さの光が必要とされています。

太陽の光は、曇りの日でも1万ルクス程度あります。

対して、一般的な家庭用の蛍光灯は500ルクス程度です。

つまり、

蛍光灯の光ではセロトニン神経が活性化しにくいわけです。

セロトニンの分泌量を増やすには、

屋外に出て日光を直接浴びることが大切です。

そしてセロトニン分泌に必要な3つめが

運動なのです。

リズムのよい運動をすることなので

ウォーキングでなくても

ジョギングやサイクリングとかでも構いません。

セロトニンは、15分で分泌されるので

15~20分、ウォーキングなどのリズム運動です。

30分を超えるとセロトニンは疲れちゃうそうですよ笑

朝早くなくてOKなので、朝弱い人にも嬉しいです。

ちなみに私は偏頭痛持ちなのですが、

セロトニンを増やすことは偏頭痛にもいいそうです。

リズムよくウォーキング、朝通勤がある人は通勤の際にでもいいですよね

どうでしょうか?

セロトニンを分泌させて、損は何もありません

というか幸せになるには欠かせないホルモンです!

お金もかかる訳でもなし!

ウォーキング、やってみるしか、ありません!

物では幸せになれない

最後に、物では幸せにはなれない、です。

誰でも物質主義的な面を持っています

物欲や衝動買いの全てが悪いとは、私は思いません。

時には、

ストレス発散で買い物をしたって、いいじゃないですか・

それを責めるほうが脳にも心にも悪影響です。

そして目指すは

買い物をしない自分ではないんです。

買い物も、楽しむ自分です。

それは、物に依存することとは違いますよね。

そして、

物質主義については研究もたくさんあり、

いつも同じ結論が出ています。

それが、

物では幸せになれないという結論です。

お金だけで心を満たすのは、

脳科学的にみて不可能なことなのです。

例えば、

あなたのこれまでの人生を振り返って、

うれしかったこと、感動したことは何ですか?

思い出すことはなんでしょうか?

これはコーネル大学の心理学の研究結果でもあるのですが

私達が人生を振り返ったとき記憶に残ることは

決まっているのです。

それは物ではないのです。

心に残ること、それはきっと

楽しい旅行に行ったこととか

頑張って試験に合格したとか

就職できたこととか

結婚したこととか

子どもが生まれたこととか

もちろん人によって様々ですが

つまり、共通することは、経験や体験であるということです。

逆に、

物にお金を使った場合の幸福感は

時が経つにつれて減少するのです。

例えば、

欲しかった車、乗っているうちに、日常となりますよね。

思い切って買った鞄も、

毎日使っていれば、感動はなくなります。

買った瞬間がマックスで、後は減るだけです。

これがドーパミンの特徴です。

慣れるのです。

ですが逆に、

経験や体験にお金を使った満足感、幸福感は、

時が経つにつれて増加していくのです。

だから、人生を振り返って、思い出して

ずーっと昔のことなのに、

昨日のことのように懐かしく思い、

感動したり涙したりするのです。

物でなく、

経験を、体験を購入する。

それが私たちを、

今だけではなく、

これから先も、幸せにしてくれるお金の使い方なのです。

時に失敗があってもいい。

だけど、幸せなお金の使い方、していきたいですね。

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Kiwako Hikichi
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